英政府は11日、英国が合意のないままEUを離脱した場合の影響をまとめた文書を公表した。通関手続きの発生などによる物流の混乱で食品や医薬品の供給が不足し、生鮮食品などの価格上昇が起きると予測。特に...
2019/9/16
EU情報
「合意なき離脱」で医薬品の不足や食品高騰の恐れ、英政府が文書公表
この記事の要約
英政府は11日、英国が合意のないままEUを離脱した場合の影響をまとめた文書を公表した。
文書には8月2日時点の分析であることが明記されており、ジョンソン政権が発足した直後に作成されたとみられる。
「合意なき離脱」の準備を担当するゴーブ国務相は「最悪のシナリオ」を想定したものだと強調しているが、ジョンソン首相はこれまで「適切な対策を講じれば国民への負担は最小限で済む」と説明していただけに、同氏の強硬離脱姿勢に対する批判が今後さらに高まりそうだ。
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