オーストリアのセンサー大手AMSは27日、独照明大手オスラムに対する株式公開買い付け(TOB)の買い取り価格を従来の1株当たり38.5ユーロから同41ユーロに引き上げると発表した。米投資会社アド...
2019/9/30
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Osram:オスラム争奪戦、AMSが買収額引き上げ
この記事の要約
当初はAMSがベイン/カーライルを破ってTOBに成功する可能性が高いとみられていたが、ベインがアドベントと組んでオスラムに対する新たな買収提案を行うことが25日に明らかになったことから、状況が一転し、AMSはTOB条件を引き上げない限りオスラムを買収できない状況へと追い込まれた。
アドベント/ベインがAMSを大きく上回る条件で買収すると予告したためだ。
ベインはAMSのTOBに対抗するため、35ユーロとしていた当初の買収提示額を引き上げたい考えだったが、カーライルが拒否したため、新たにアドベントと組んでTOBを行う方針に転換した。
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