バイオ医薬品開発の有力企業である独エボテックは24日、武田薬品工業と戦略開発提携すると発表した。両社はすでにアルツハイマー治療薬の開発で協力しており、協力を拡大することになる。
少なくとも5件の新薬開発プログラムを実施する。対象となるのはがん、消化器疾患、神経疾患、希少病の4分野。エボテックは前臨床段階を引き受け、武田薬品は臨床試験を行う。
エボテックは前払い金、開発・承認などの進展に伴うマイルストーン、および上市後の売り上げの一部を受け取る。マイルストーンはプログラム1件当たり最大1億7,000万ドルを超える。