EUは17、18日に開いた首脳会議で、気候変動対策の強化について協議する予定だったが、英国の離脱問題に大半の時間をとられて具体策を検討することができなかった。加盟国は12月の首脳会議で改めて主要...
2019/10/21
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COP25に向けた温効ガス削減目標の引き上げ見送り、首脳会議で協議できず
この記事の要約
加盟国は12月の首脳会議で改めて主要議題として取り上げ、温室効果ガス削減目標の見直しを含めた長期戦略をまとめる方針で一致した。
EUは2030年までに温室効果ガス排出量を1990年比で40%削減するとの目標を掲げているが、欧州議会や多くの加盟国はより野心的な削減目標の設定を求めている。
就任の承認を得るため7月に欧州議会で行った演説では、50年までに欧州の温室ガス排出量を実質ゼロの「カーボンニュートラル」にするとの目標を掲げたうえで、欧州投資銀行(EIB)を通じて今後10年間に1兆ユーロを温暖化対策に投じる意向を表明している。
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