欧州委員会は10日、新型コロナウイルスの感染拡大で航空業界が大きな影響を受けていることを受けて、EUの空港の発着枠に関するルールの見直しを提案した。現行ルールでは、航空各社は割り当てられた定期便...
2020/3/16
EU情報
EUが空港発着枠のルールを一時緩和へ、新型コロナによる減便などに対応
この記事の要約
欧州委員会は10日、新型コロナウイルスの感染拡大で航空業界が大きな影響を受けていることを受けて、EUの空港の発着枠に関するルールの見直しを提案した。
発着枠を確保するため、乗客がゼロでも運航し、経営を一層圧迫する事態を避けるため、特別措置として利用率が80%以下になっても発着枠を維持できるようにする。
同措置は業界団体が要望していたもので、新型コロナウイルス問題が終息するまで実施する。
西欧
東欧・ロシア・その他
EU情報
- ECBが新型コロナ対応で追加金融緩和、量的緩和・銀行への資金供給拡大
- 新型コロナ対応で370億ユーロの経済対策、国家補助規定や財政規律を弾力運用
- 独政府、企業の資金繰り支援は無制限で
- 欧州委が国境での健康検査を勧告、ドイツは5カ国との国境封鎖
- EUが空港発着枠のルールを一時緩和へ、新型コロナによる減便などに対応
- 新型コロナ感染拡大、EUと英国の交渉にも影響
- 欧州委が新たな産業戦略発表、水素エネルギーで企業連合結成へ
- 欧州委が循環型経済への行動計画を発表、消費者に「修理する権利」保障
- ユーロ圏の10~12月成長率、前年同期比1%に上方修正
- 1月のユーロ圏鉱工業生産、5カ月ぶりプラスに
- ユーロ圏生産者物価、6カ月連続下落