欧州委員会動向、EU域内産業・サービス・政策をウオッチ

2020/3/23

東欧・ロシア・その他

トルコ中銀が緊急利下げ、政策金利9.75%に

この記事の要約

一方、2月のインフレ率は12.4%となり、ピーク時の2018年10月(25.2%)からは大幅に改善したものの、19年10月(8.6%)からは4カ月連続で上昇した。

今後の方針について中銀は、低インフレを維持することで経済回復が持続するとしたうえで、予想されるディスインフレの傾向と一致させるため引き続き慎重な金融政策をとるとしている。

中銀は昨年7月、2年10カ月ぶりの利下げを実施し、政策金利を24%から19.75%に引き下げた。

トルコ中央銀行は17日に開いた臨時理事会で、主要政策金利である7日物レポ金利を1ポイント引き下げ、9.75%に設定した。利下げは7会合連続。新型コロナウイルスの感染拡大で経済の減速が懸念される一...