独化学大手ヘンケル、セルビアの洗剤工場を2週間閉鎖

独化学大手ヘンケルは1日、セルビア中部のクルシェヴァツにある洗剤工場を2週間、閉鎖すると発表した。新型コロナウイルスの感染拡大を受けた措置。同社は声明で、「従業員の健康と安全を守ることが絶対的な優先事項」だと強調した。セルビアの物流事業は規模を縮小して継続する。

ヘンケルは1970年、旧ユーゴスラビアの化学企業メリマと提携する形で同地に進出。2002年に同社を傘下に収めた。セルビア北部のインジャにも接着剤の生産拠点を持つ。

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