欧州証券市場監督庁(ESMA)は9日、EU域内で活動する投資ファンドの運用者に義務付けている運用報告書の提出期限に関連して、各国当局に対し、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて加盟国が実施してい...
2020/4/20
EU情報
投資ファンドの報告期限、ESMAが延長を勧告
この記事の要約
欧州証券市場監督庁(ESMA)は9日、EU域内で活動する投資ファンドの運用者に義務付けている運用報告書の提出期限に関連して、各国当局に対し、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて加盟国が実施している外出制限措置を考慮して対応するよう要請した。
2019年12月期の年次報告書については2カ月、半期報告書は1カ月の期限延長を勧告した。
例えばUCITSファンドの運用者は、監査済みの年次報告書を会計期間の終了日から4カ月以内(19年12月期の場合は4月末まで)、半期報告書を2カ月以内(2月末まで)に提出する必要がある。
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