イスラエルの移動通信端末向け広告ソリューション大手アイアンソースが、ロシアでモバイルアプリの拡販プラットフォーム「オーラ(Aura)」のサービスを開始した。人工知能(AI)の機械学習機能を用いて個々のユーザーに応じた最適なコンテンツやアプリを適時に提案することで、広告主が効率良くユーザーを獲得できるようにする。すでに直近の1カ月で500万超のアプリのインストールに利用されているという。
アイアンソースのビジネスアプローチは現地の移動体通信事業者および通信端末メーカーとの提携だ。ロシアでもサムスンの現地子会社など多数の端末メーカーと提携しており、アンドロイド端末ではアプリ拡販に必要な最低限の基盤を確保したとされる。
「オーラ」は現在、米国や欧州を中心に世界中で1億3,000万の端末に導入されている。