中国スマホ大手のシャオミ、イスタンブールに工場開設

中国のスマートフォン大手シャオミ(小米科技)は4日、トルコのイスタンブールに1~3月期中に工場を開設すると発表した。投資額は3,000万米ドル。フィンランドの充電器メーカー、サルコンプと提携し、同社のトルコ工場から充電部品の供給を受ける。シャオミが国外に生産拠点を設けるのは4カ国目となる。

イスタンブールの工場は敷地面積が約1万4,000平方メートル。約2,000人を新規雇用し、年間で500万台のスマートフォンを生産する。

中国の携帯電話メーカーは近年トルコに相次いで進出している。同国では2018年にシャオミや華為技術(ファーウェイ)、オッポ、19年末に家電大手TCLがスマホ製品の販売を開始した。昨年末にはオッポがイスタンブールに工場用地を取得したほか、1月にはスマホ大手のテクノモバイルが同地に工場を設置する計画を明らかにした。華為もトルコでの生産を検討していると報じられている。

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