GSK・サノフィ連合のワクチン、最終治験開始

英製薬大手グラクソ・スミスクライン(GSK)と仏サノフィは26日、共同で開発している新型コロナウイルスワクチンについて、最終段階の臨床試験(治験)を開始したと発表した。年内の承認を目指し、第3相の治験を進める。

両社は2020年4月にワクチンを共同開発すると発表。当初は20年末までの最終段階の治験開始、21年半ばの実用化を目指していた。

しかし、初期段階の試験で、18歳~49歳の被験者が十分な免疫反応を示したが、高齢者では反応が弱かったことから、12月に計画を見直していた。

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