フランクフルト国際空港の運営会社フラポートは25日、第2ターミナルの営業を6月1日付で再開すると発表した。新型コロナウイルス感染拡大に伴う利用者の減少を受けて昨年3月から閉鎖してきたが、夏の観光シーズンに入って旅客需要が増えることから再開を決めた。
空港内での感染を防止するため、チェックインカウンターのエリアの床に誘導テープを張り付けた、シートを1列おきに閉鎖するといった対策を講じる。レストランの一部や免税店も営業を再開する。レストランは当面テイクアウトのみで、店内での飲食はできない。
感染リスクを下げるため多くの乗客が空港に自家用車でアクセスすると予想されることから、駐車場を事前に予約するよう推奨している。
日本の航空会社では日本航空が第2ターミナルを利用している。