ドルチェ&ガッバーナ、毛皮使用を中止

高級ブランド大手の伊ドルチェ&ガッバーナは1月31日、今年から全製品で毛皮の使用を中止すると発表した。動物愛護に反する毛皮を利用した衣料などへの拒否感が若者を中心に広がっているためで、今後は人工的に作るフェイクファー(エコファー)素材に切り替える。

すでにファッション業界では毛皮離れが進んでおり、高級ブランドではグッチ、ベルサーチ、プラダなどが使用中止を表明した。イタリアでは昨年12月に毛皮生産を禁止する法案が成立したことを受けて、モンクレールが23年末までに中止すると発表していた。

上部へスクロール