ユーロ圏景況感、4月も悪化

欧州委員会が2日に発表したユーロ圏の4月の景況感指数(ESI、標準値100)は105.0となり、前月の106.7から1.7ポイント低下した。ロシアのウクライナ侵攻による景気の先行き不安、物価急上昇を受けて2カ月連続で悪化した。

分野別では小売業が1.9ポイント、建設業が1.8ポイント、製造業が1.1ポイント、消費者が0.4ポイント、サービス業が0.1ポイントの幅で低下した。

EU27カ国ベースのESIは前月を1.7ポイント下回る104.9。主要国はスペインが4.5ポイント、フランスが1.4ポイント、ドイツが0.1ポイントの悪化となった。イタリアは1.3ポイント上昇した。

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