2011/6/1

コーヒーブレイク

職場のストレス世界一~ポーランド

この記事の要約

ポーランド人は世界で一番、仕事のストレスが大きい――人事コンサルティング会社のExtended DISCの調べでこんな事実が明らかになった。\ 職場のストレスを点数化した「ナショナル・ストレスインジケーター(NSI)」は […]

ポーランド人は世界で一番、仕事のストレスが大きい――人事コンサルティング会社のExtended DISCの調べでこんな事実が明らかになった。

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職場のストレスを点数化した「ナショナル・ストレスインジケーター(NSI)」は、点数が低ければ低いほど、仕事の環境が静かで働きやすいことを示す。ポーランドは2.22で最も点数が高く、韓国(1.98)、デンマーク(1.81)がこれに続いた。フィンランド(1.74)や中国(1.68)、タイ(1.53)もストレスが多いようだ。一方で、被用者のストレスが最も小さかったのはブラジル(1.19)、2位はスペイン(1.41)だった。

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住んでいる場所をみると、都市に住む人のほうが、より大きなストレスを感じる傾向にある。仕事内容や上司との関係といった一般的な要素に加え、通勤時間の長さや交通渋滞という都市圏固有のストレス源があるためだ。ワルシャワで仕事のストレスがないとした人はわずか20人に1人。最もストレス度が小さいのは南部と東部だが、それでも5人に1人は「ストレスがある」と答えている。

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人事コンサルティングのSedlak & Sedlakが実施した別の調査によると、現在の仕事に満足しているポーランド人は3人に1人。収入の大きさや地位の高さが満足度に大きく関係しており、月収2万5,000ズロチを超える人の80%が満足と答えた一方で、2,000ズロチ以下では15%にとどまった。また、職業上の地位が高い人では58%、低い人では22%との結果が出ている。同時に、満足とも不満とも言えないとした人も半分に上った。

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