ロシアの若い起業家レヴャーキンさん（31）がベルリンで掃除婦斡旋ポータル「クリーン・ベルリン」を立ち上げた。掃除人を探している家庭と働く先を探す掃除婦との間を取り持つものだ。
\今年3月の開設以来、これまでにユーザー登録数は2,000人、掃除婦の登録数は800人に達した。週当たりの予約数は100件に上る。10回まとめて予約すると時給が15ユーロから12.5ユーロに割引となる「お得意様サービス」の利用者も50人に増えた。
\レヴャーキンさんは、母親の住むポーランド・シチェチンからベルリンへ戻る電車で、ベルリンへ出勤する途中のポーランド人掃除婦と乗り合わせ、ビジネスアイデアをつかんだ。
\掃除婦らはレヴャーキンさんに「掃除人を探している家庭をどうやって見つけたらよいか」と悩みを語った。ベルリンに住む友人らが信用できる掃除人を探していることを知っていたレヴャーキンさんは、斡旋サービスの需要があると思いついた。
\ベルリンでの事業成功を受けて、レヴャーキンさんは他の都市への進出を計画している。米国・英国滞在中に得た営業の知識を生かして、ドイツ国内でなく、ゆくゆくは欧州全域でサービスを提供したい意向だ。これに必要な50万～100万ユーロの資金調達が次の課題となる。
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