チェコ人の外国語学習に男女で違いがあることが、外国語研修を専門にする現地旅行代理店インタクトの調べでわかった。女性がフランス語やイタリア語などのロマンス語系を好み、海辺の語学学校を留学先に選ぶ傾向が強いのに対し、男性は雄大な自然とアイスホッケーにひかれてカナダに出かけることが多いという。
\インタクトのカレル・クルサーク氏によると、女性では興味を持つ文化の言語を学ぶ人が多い。フランス語、イタリア語、スペイン語は文化の魅力、洗練されたファッション、美味な料理といったものがきっかけとなっているようだ。加えて、これらの国は気候が良いため、結果として女性が多く出かけることになる。
\実際、フランス語コース参加者の75%、イタリア語・スペイン語コースでは70%が女性という。また、メキシコやグアテマラ、モロッコなど、なじみの薄い国に出かけるのも女性のほうが多いようだ。
\しかし、絶対数では英国やマルタで英語を習う人が多数派なのも事実だ。
\年齢別でも関心が異なっている。20歳未満では、◇夏休み利用◇現地の家庭にホームステイ◇学習スケジュールや余暇プランが決まっている――コースが人気。一方で51歳以上では旅行と組み合わせて外国語を習う人が多い。
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