損保ジャパンは11日、独保険大手アリアンツのロシア子会社ロスノと業務提携契約を締結したと発表した。損保ジャパンはロスノのモスクワ本社内に「ジャパンデスク」を設置。日系企業向けサービスの充実を図る。
\「ジャパンデスク」は15日から営業を開始。損保ジャパンから派遣された社員を中心に当初4人で、日系企業にロスノの損害保険商品を販売する。損保ジャパンは販売した損害保険商品の再保険をロスノから引き受ける。
\ロスノは国内88支店、個人1,700万人以上、法人5万人以上の顧客を持ち、損保でロシア最大手の1社。2009年1-9月の正味保険料収入は前年同期比4.9％減の149億6,500万ルーブルで、純損益は前年の赤字から6億2,500万ルーブルの黒字に転換した。アリアンツは2001年から出資、07年2月に出資比率を引き上げて子会社化した。（1RUB＝3.1JPY）
\
