ブルガリア政府は、2020年までに国内の道路インフラ整備に大規模な投資を実施する方針だ。プレヴネリーエフ地域開発相がこのほど明らかにした。
\「ガバナンスと戦略的インフラ開発」と題する会議に出席した同相は、過去の政権が道路インフラに充分な予算を割いてこなかった結果、道路網は高速道路が総延長418キロメートルにすぎないのに対し、1級道路が3,000キロメートル、2級道路が4,000キロメートルというアンバランスな構成となっていると指摘。14年から20年にかけて総額40億ユーロを投じ、道路整備を進める考えを示した。
\同地域開発相は、道路網の拡充が地域経済の発展につながると強調。同時に64カ所の道路橋の改修工事と事故が頻発している約100カ所の交差点で安全対策を強化する計画も明らかにした。
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