ポーランド北部クヤヴィ=ポモージェ県のビドゴシュチ(Bydgoszcz)工業団地は10日、オーストリアの建設大手ストラバグと技術インフラ刷新プロジェクトの工事契約を交わした。投資額は同団地としては過去最大規模の7,400万ズロチに上り、その半分を欧州連合(EU)が助成する。
\ポーランド情報・外国投資庁(PAIiIZ)の発表によると、産業拠点としての魅力を高めて企業誘致を進めるため、道路、上下水道などを新たに整備。国道S10への直通道路を敷いて交通の便を高める。ストラバグは今年4月に同案件を落札しており、2011年9月末の完成をめどに工事を進める。
\ビドゴシュチ工業団地は2004年に開設され、昨年末には一部区域がポモージェ経済特区に組み込まれた。現在は280ヘクタールの敷地内に現在、建材、合成樹脂製品、金属製品など製造分野の40社(総従業員約500人)が拠点を構える。(1PLN=28.8JPY)
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