ポーランド中央統計局が5月31日に発表した2010年1-3月(第1四半期)の国内総生産(GDP)は、季節調整済み速報値で前期比0.5%増となった。上げ幅は09年第4四半期の1.1%から鈍化したが、引き続きポーランド経済の堅調さを示した。前年同期比は3.0%増だった。
\分野別では個人消費が前期比0.6%増だった。産業別では、工業が3.3%拡大。厳冬の影響などを受けて建設は2%落ち込んだ。
\発表後の記者会見でロストフスキ財相は、今年の経済成長をプラス3%とする政府の当初見通しを再確認。パブラク副首相兼経済相も政府予測値は達成可能との見方を示した。
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