チェコ中央銀行(CNB)が5月31日発表した2010年1-3月期の金融業界統計によると、国内銀行及び住宅金融組合の純利益は前年同期比16%増の138億コルナに拡大した。営業利益は3%増の387億コルナだった。
\3月末時点の国内金融機関の総資産高は4兆1,100億コルナ、自己資本比率は14.3%だった。また、金利収入は415億コルナ、手数料収入は112億コルナだった。CNBのシンガー副総裁は、「経済環境が依然として厳しい中、金融業界は黒字を確保し財務状況も良好だ」と評価するコメントを発表した。
\主要銀行の営業利益は、CSOBが前年同期比25%増の38億8,000万コルナ、チェスカ・スポリテルナが4.1%増の31億3,000万コルナ、コメルチニ・バンカが13%増の32億コルナ、ウニクレディトが47%増の7億700万コルナだった。(1CZK=4.2JPY)
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