再生可能エネルギープロジェクトを手がけるキプロスのRenovatioグループ傘下のリノベーション・ソーラーは、ルーマニア北西部サトゥ・マーレに1,000万ユーロを投じて太陽電池パネル工場を開設した。2日付けの現地紙『ジアルル・フィナンチアル』が伝えた。
\Renovatioグループのフラガ国際開発本部長は、ルーマニアへの投資を決めた理由として、中欧の主要市場へのアクセスが良いことや、高いスキルを持った労働者が確保できることなどを挙げた。
\Renovatioグループは、太陽光発電や風力発電事業をルーマニア、ポーランド、ブルガリア、イタリアで展開する。サトゥ・マーレ工場の太陽電池パネルの年産能力は21万枚で、製品はほぼ100%が国外に輸出される。現在の雇用規模は17人だが、フル稼働時には50人に増員する計画だ。
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