2010/6/16

ルーマニア・ブルガリア・その他南東欧・トルコ

ロムテレコム、Q1は20%減益

この記事の要約

ルーマニアの通信大手ロムテレコムがこのほど発表した今年1-3月期決算の利払い・税・償却前利益(EBITDA)は5,930万ユーロとなり、前年同期から20%減少した。景気後退を背景に個人、法人を問わず顧客が電話料金を節約す […]

ルーマニアの通信大手ロムテレコムがこのほど発表した今年1-3月期決算の利払い・税・償却前利益(EBITDA)は5,930万ユーロとなり、前年同期から20%減少した。景気後退を背景に個人、法人を問わず顧客が電話料金を節約する傾向が高まり、低価格帯のサービスの需要が増えたことが響いた。売上高は3.3%減の1億9,480万ユーロだった。

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事業別では、固定電話サービスに加入する世帯が270万世帯となり7.9%減少した。一方、DSL接続件数は18.5%増の83万件に拡大。ブロードバンド経由のテレビサービスの契約件数も89万4,000件となり23.4%増加した。

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同社は今後、ブロードバンド事業の強化や低価格のDSLサービスの投入で顧客を増やし、収益改善を図る方針だ。

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