2010/6/16

バルト三国

リガ国際空港で新ターミナル建設

この記事の要約

ラトビアの国営航空エアバルティックは9日、トルコの空港運営大手TAVエアポーツ・ホールディングスと折半出資の合弁会社を設立することで合意した。合弁会社はリガ国際空港(RIX)に第4ターミナルを新設、運営する。建設には約9 […]

ラトビアの国営航空エアバルティックは9日、トルコの空港運営大手TAVエアポーツ・ホールディングスと折半出資の合弁会社を設立することで合意した。合弁会社はリガ国際空港(RIX)に第4ターミナルを新設、運営する。建設には約9,200万ラトが投じられ、2013年の完成を見込む。

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RIXはソ連時代の1973年に開港。バルト地域のハブ拠点を目指し、2001年に大規模な近代化工事を、06年には空港拡張とメンテナンス・修理施設の設置工事をそれぞれ実施した。利用客数は1993年以降、継続して伸びており、09年には400万人に到達。エアバルティックは今夏、前年同期比で27路線を増やす予定だ。

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TAVはトルコのイスタンブール、アンカラ、イズミルの主要都市各空港をはじめ、グルジアのトビリシ空港などを運営する。RIXでは、地上業務の担当企業ノース・ハブ・サービシズ(NHS)に子会社を通じて50%出資しており、新ターミナルの地上業務もNHSが請け負うことになるという。(1LVL=159.2 JPY)

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