2010/6/30

ポーランド

バンク・ザホドニ買収に仏ソシエテ銀など関心

この記事の要約

アイルランドのアライド・アイリッシュ銀行が売却を予定しているポーランド3位の銀行バンク・ザホドニWBKの株式70%の取得に、仏ソシエテ・ジェネラルなどの有力銀行数行が関心を示している。ブルームバーグが15日、消息筋の話と […]

アイルランドのアライド・アイリッシュ銀行が売却を予定しているポーランド3位の銀行バンク・ザホドニWBKの株式70%の取得に、仏ソシエテ・ジェネラルなどの有力銀行数行が関心を示している。ブルームバーグが15日、消息筋の話として伝えた。

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アイルランド2位の銀行であるアライド・アイリッシュ銀行は3月、適正な自己資本比率を達成するため米国とポーランドの資産を売却し、74億ユーロを調達する方針を明らかにした。ブルームバーグによると、バンク・ザホドニの買収にはソシエテ・ジェネラルのほか、仏BNPパリバ、ポーランドのPKOバンク、ロシアのズベルバンクが名乗りを挙げているほか、投資会社2社も関心を示しているという。

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ワルシャワに本拠を置くバンク・ザホドニの時価総額は146億ズロチ(44億米ドル)。ブルームバーグは、外国銀行がバンク・ザホドニへの出資に意欲を見せている背景には、信用危機の際に欧州連合(EU)加盟国の中で唯一、リセッション(景気後退)を回避したポーランドの金融市場でプレゼンスを拡大したいという思惑があると指摘している。

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