2010/6/30

ロシア

独シーメンス、LNG技術開発でガスプロムと提携

この記事の要約

独シーメンスは17日、露国営ガス会社ガスプロムと天然ガスの液化技術の開発で提携することに合意した。液化天然ガス(LNG)のデモ施設を共同で建設するほか、ロシア国内のLNG施設向けの部品を共同生産することも検討する。また、 […]

独シーメンスは17日、露国営ガス会社ガスプロムと天然ガスの液化技術の開発で提携することに合意した。液化天然ガス(LNG)のデモ施設を共同で建設するほか、ロシア国内のLNG施設向けの部品を共同生産することも検討する。また、バレンツ海にあるガスプロム所有のシュトクマン・ガス田の開発でも協力する。

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シーメンスはロシアのエネルギー市場で事業拡大を進めており、1カ月前には同国のエネルギー関連の2企業と戦略提携を締結した。国営送電網管理会社FGCとはロシア国内の高圧送電網を共同で近代化することで合意。ガスコンプレッサー製造のZAO Iskra-Avigazとは合弁会社「LCC Russian Turbo Machinery(RTM)」を設立した。シーメンスが過半数出資するRTMは来年から、ガスプロムなど大手顧客にコンプレッサーを納入する予定だ。

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