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2010/7/7

総合・マクロ

クロアチアのEU加盟交渉、最終コーナーに

この記事の要約

EUは6月30日、クロアチアとの加盟交渉で新たに3項目について交渉を開始した。これによりクロアチアは35に上る交渉項目のうち、33項目で交渉開始または完了にこぎつけた。残る2項目は形式的なもので、今回の交渉開始により20 […]

EUは6月30日、クロアチアとの加盟交渉で新たに3項目について交渉を開始した。これによりクロアチアは35に上る交渉項目のうち、33項目で交渉開始または完了にこぎつけた。残る2項目は形式的なもので、今回の交渉開始により2005年に始まった加盟交渉は最終コーナーに入った。

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新たに交渉開始されたのは「競争政策」「司法」「外交政策」の3項目。交渉項目の中で最もハードルが高く、交渉に時間がかかると目されている分野だ。2012年のEU加盟を目指すクロアチアにとって、最大の難関となりそうだ。

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一方、EUは同日、加盟交渉を行っているトルコについて、新たに「食の安全」項目での交渉を開始した。これで交渉開始または完了にこぎつけたのは13項目となった。

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トルコはクロアチアと同時に加盟交渉を開始したが、南北キプロス分断問題が障害になっているほか、ドイツ、フランスがトルコ加盟に反対していることもあって交渉は遅れており、加盟交渉完了の目途は立っていない。

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