中・東欧、CIS諸国、ロシアに特化した情報誌

2010/7/14

ハンガリー

自動車部品メーカーPMP、ワイパー生産をチェコに移管

この記事の要約

インドの複合企業グループ、アショク・ピラマル傘下で自動車部品を生産するPMPが、バラトン湖北方のヴェスプレームで行っていたワイパー生産をチェコに移管する。ハンガリー経済紙『Napi Gazdasag』が9日付で伝えた。同 […]

インドの複合企業グループ、アショク・ピラマル傘下で自動車部品を生産するPMPが、バラトン湖北方のヴェスプレームで行っていたワイパー生産をチェコに移管する。ハンガリー経済紙『Napi Gazdasag』が9日付で伝えた。同社はこれに伴い、従業員約70人を解雇する。

\

PMPは2007年、経営危機に陥っていた地場のワイパーメーカー、Bakony Muvekを買収してヴェスプレームに進出。マジャール・スズキから受注を受け、最盛期にはワイパーのほか自動車用発電機、スターター、オイルセンサーなども生産、従業員数は150人、年間売上高は10億フォリントに達した。

\

一方、PMPは08年10月、カナダの自動車部品大手マグナから、チェコのワイパーメーカーPALインターナショナルを買収。ヴェスプレーム工場の付近に事業拡大のための適切な用地がなく、スズキが新モデルに同社のワイパーを採用しないと決めたことから、ワイパー生産をPALに統合することにしたという。(1HUF=0.4JPY)

\
COMPANY |
CATEGORY |
KEYWORDS |