中・東欧、CIS諸国、ロシアに特化した情報誌

2010/7/28

チェコ・スロバキア

チェコの自動車生産、上半期に18%増

この記事の要約

チェコ自動車工業会(SAP)はこのほど、2010年上半期(1-6月)の国内自動車生産が約55万9,000台となり、前年同期に比べ18%増加したと発表した。乗用車および小型商用車の生産が18.3%伸びた一方、トラック、バス […]

チェコ自動車工業会(SAP)はこのほど、2010年上半期(1-6月)の国内自動車生産が約55万9,000台となり、前年同期に比べ18%増加したと発表した。乗用車および小型商用車の生産が18.3%伸びた一方、トラック、バス、自動二輪の販売は後退した。

\

乗用車・小型商用車の生産では、最大手のシュコダ自動車が17%増の28万7,000台、トヨタ自動車と仏PSAプジョー・シトロエンの合弁トヨタ・プジョー・シトロエン・オートモビル・チェコ(TPCA)は1.8%増の17万8,000台、現代自動車は84%増の約9万2,000台にそれぞれ伸ばした。

\

トラックの生産は579台と、7.4%減少した。メーカー別では、アビアが174台と53%増えた一方、タトラは20%減の405台にとどまった。

\

バスは21.0%減の1,228台、自動二輪も38.4%減の229台にそれぞれ後退している。

\