仏セメント大手ラファルジュはこのほど、ウズベキスタンの建設資材大手Uzstroymaterialiと、セメントの合弁生産で基本合意した。現地メディアが伝えた。
\同国中央部のジサック州で2013年に工場を稼動し、年200万トンを生産する計画。投資規模は2億5,000万米ドルに上る。
\今回の合弁計画は、ウズベキスタンが取り組む建設資材製造業界の近代化プロジェクトの一環だ。セメント生産能力の増強は同プロジェクトの要と位置づけられている。14億1,500万ドルを投じて、2013年までに国内生産能力を1,000万~1,200万トンに拡大する目標だ。
\ウズベキスタンでは現在、6つのセメント工場が操業しており、合計で700万トン前後の生産能力を有する。キジリクムセメント、アハンガランセメントなど、主要な工場はUzstroymaterialiの傘下にある。昨年の国内生産量は685万トンで前年から3.1%増加した。
\