チェコ電力最大手CEZは、2013年までに電気自動車(EV)向けの充電インフラ整備に数百億コルナを投じる方針だ。16日付の現地紙『ホスポダージュスケー・ノビニ』が伝えた。
\CEZで技術責任者を務めるヘムリク氏によると、13年までに数百箇所のEV用充電スタンドを設置する計画。第1号のスタンドは今秋にもプラハのCEZ本社に登場する予定だ。同社はこのほか、仏PSAプジョー・シトロエンからEVを最大で100台リースする方向で交渉している。
\CEZは昨年9月e-モビリティーの普及に向けたイニシアチブ「フューチャーモーション」を発表、EVの研究開発やスマートグリッドの整備を進める方針を明らかにした。
\CEZの2010年上期の決算は、純利益が287億コルナと、前年同期から18.5%減少した。電力価格の下落が響いた。
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