2010/9/8

ポーランド

ポーランドPGNiG、独ガス卸市場に参入

この記事の要約

ポーランド石油・ガス採掘公社(PGNiG)がドイツの天然ガス卸市場に参入する。同社のSlawomir Hinc副社長によると、4,000万ズロチ(約1,000万ユーロ)を投じてミュンヘンにガス取引子会社POGC Trad […]

ポーランド石油・ガス採掘公社(PGNiG)がドイツの天然ガス卸市場に参入する。同社のSlawomir Hinc副社長によると、4,000万ズロチ(約1,000万ユーロ)を投じてミュンヘンにガス取引子会社POGC Trading GmbHを設立する計画だ。

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同子会社ではまず、PGNiGがノルウェー海大陸棚にあるSkarv鉱区で採掘する天然ガス(年5億立方メートル)を販売する予定。すでにノルウェーからドイツへの輸送手段を確保したという。また、将来的には自社ガスの販売だけでなく、電力や石炭、二酸化炭素(CO2)排出権の取引も行う方針だ。

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なお、PGNiGは、ポーランド南東部のマルコヴォラで実施した試掘でシェールガスの埋蔵を確認した。今後、グダンスクなど20カ所で試掘を進め、採算を考慮した上で採掘地を決定する方針だ。

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