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2010/10/20

ルーマニア・ブルガリア・その他南東欧・トルコ

ブルガリア鉱業大手、ウクライナでプラント稼動

この記事の要約

ブルガリア鉱業大手カオリン(Kaolin)は12日、ウクライナにケイ砂富化プラントの本格稼動を開始した。同プラントへの投資額は1,500万米ドルで、ブルガリア企業によるウクライナ投資で過去最大となる。\ カオリンは200 […]

ブルガリア鉱業大手カオリン(Kaolin)は12日、ウクライナにケイ砂富化プラントの本格稼動を開始した。同プラントへの投資額は1,500万米ドルで、ブルガリア企業によるウクライナ投資で過去最大となる。

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カオリンは2007年にウクライナ同業Papernyanskiy Karyer Stekolnyh Peskov (PKSP) の株式51%を取得した。PKSPは首都キエフから200キロメートルのオレシュニャにケイ砂鉱床を保有する。今回、本格稼動を開始したカオリンのプラントは、このケイ砂鉱床で採取されたケイ砂を加工するため建設されたもので、今年初めに完成し、試験稼動した。プラントの従業員数は150人、処理能力は年間70万トンで、製品はウクライナのほか、モルドバとロシアにも出荷される。

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