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2011/2/9

ハンガリー

マジャールスズキ、ディーゼル車の生産を開始

この記事の要約

スズキのハンガリー子会社マジャールスズキがディーゼル車の生産を開始する。同社のエステルゴム工場はこれまでガソリン車だけを生産してきたが、今年は3代目「スイフト」のディーゼル車(1.3リットルエンジン)を1万8,000台生 […]

スズキのハンガリー子会社マジャールスズキがディーゼル車の生産を開始する。同社のエステルゴム工場はこれまでガソリン車だけを生産してきたが、今年は3代目「スイフト」のディーゼル車(1.3リットルエンジン)を1万8,000台生産する予定だ。現地経済紙『Vilaggazdasag』が7日報じた。

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エステルゴム工場では今秋から「スイフトスポーツ」の生産も開始する。ガソリンエンジンは日本から、ディーゼルエンジンはインド子会社マルチ・スズキから輸入するという。

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マジャールスズキの昨年の生産台数は17万台を超えた。そのうち「スイフト」のシェアは2代目が15%、6月に生産を開始した3代目が22%だった。残りの6割は「SX/セディチ(フィアット)」と「スプラッシュ/アギラ(オペル)」で、それぞれ32%、31%を占めた。

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同社の広報担当者によると、今年の生産台数は16万~17万台になる見通し。そのうち4割がスイフトモデルになるとしている。

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