ハンガリーの商用車・部品メーカーのラーバは1日、新製品ラインナップとして、低床式バス向けディスクブレーキ付き車軸と、バス用座席「Herend」を発表した。市場の要求に応える製品を独自開発し、市場での地位強化を図る戦略の一環だ。
\車軸の開発に当たっては、従来からの市場である東欧・CISで低床式バスの導入が進んでいることに着目。昨年設立されたラーバ開発研究所と共同で製品化した。ラーバでは、低床式バス用車軸は、床高と客室面積、積載能力の3点で要件を満たさなければならない難しさがあるとして、自社の技術力を強調している。
\「Herend」は市内・長距離バスの双方に対応するタイプの座席で、人間工学に基づいた形状を持つ。新工法により40%の軽量化に成功したという。
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