2011/2/16

ポーランド

PGNiGとガスプロム、発電所の建設協議開始へ

この記事の要約

ポーランド石油・ガス採掘公社(PGNiG)とロシアの天然ガス大手ガスプロムは、天然ガス発電所の共同プロジェクトに関する協議を近く開始する。ポーランド経済紙『Parkiet』が8日報じた。\ PGNiGのラドスワフ・ドゥジ […]

ポーランド石油・ガス採掘公社(PGNiG)とロシアの天然ガス大手ガスプロムは、天然ガス発電所の共同プロジェクトに関する協議を近く開始する。ポーランド経済紙『Parkiet』が8日報じた。

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PGNiGのラドスワフ・ドゥジンスキ副最高経営責任者(CEO)によると、同社とガスプロムの合同プロジェクトチームは、ポーランドでの天然ガス発電所建設事業についての予備協議を月内にも開始する。発電所の出力は400メガワットで、2017年までの完成を目指す。建設地には北東部エウク近郊が浮上している。北東部地域には大口のガス需要者が少ないため、現在のガス消費量は年間2億5,000万立方メートル程度。ドゥジンスキ副CEOは、「天然ガス発電所が建設されれば北東部地域のガス需要は倍増する」と指摘している

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『Parkiet』紙によると、発電所の建設費用は19億ズロチ(5億ユーロ)に上る見通し。実現すれば、ガスプロムにとってポーランドで初めての投資となる。

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