ハンガリー銀行最大手のOTPが4日発表した2010年10-12月期の純利益は172億フォリント(8,820万ユーロ)と前年同期の203億フォリントから15%後退した。昨年導入された銀行税による負担が響いた。
\銀行税とのれん減損費用を除いた利益は318億フォリントだった。収入は1%増の2,028億フォリントに微増した。金融収支は2%増の1,551億フォリントとなった。手数料収入は9%増の376億フォリントに増加した。貸倒引当金繰入額は12%減の698億フォリントに縮小した。
\OTPは中東欧9カ国で事業を展開する。国別ではロシアとウクライナの業績が予想を大きく上回った一方、ルーマニアとモンテネグロでは依然として赤字が続いている。(1HUF=0.42JPY)
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