中・東欧、CIS諸国、ロシアに特化した情報誌

2011/3/16

ルーマニア・ブルガリア・その他南東欧・トルコ

ブルガリア企業が風力発電所を建設

この記事の要約

ブルガリアの風力発電会社ウィンズロー・ウィンド・パワーが、同国北東部に風力発電所を建設する。環境省は9日、同プロジェクトに対する環境アセスメントの実施を指示した。\ ウィンズロー・ウィンド・パワーは英国資本のブルガリアの […]

ブルガリアの風力発電会社ウィンズロー・ウィンド・パワーが、同国北東部に風力発電所を建設する。環境省は9日、同プロジェクトに対する環境アセスメントの実施を指示した。

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ウィンズロー・ウィンド・パワーは英国資本のブルガリアの不動産デベロッパー、ウィンズロー・グループの傘下にある。同社は北東部の町ヴェトリノに最大発電能力105メガワット(MW)の風力発電所を建設する計画。2.5~3MWの発電タービンを35基、設置する。

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ブルガリアでは、北東部カヴァルナ近郊にあるサンニコラ風力発電所が156MWで最大規模を誇る。米電力大手AESが所有しており、2009年に稼働を開始した。

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ブルガリアの風力発電の新規設置容量は昨年198MWとなり、前年の伸び幅の57MWを大きく上回った。10年末時点の累積発電能力は375MWで、中東欧ではポーランド(1,107MW)、ルーマニア(462MW)に次ぐ3位につけている。

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