2011/3/23

ルーマニア・ブルガリア・その他南東欧・トルコ

東芝、ブルガリアで発電設備建設を検討

この記事の要約

東芝がブルガリアのマリッツァ・イースト2火力発電所に発電設備2基を建設することを検討している。トライチョ・トライコフ経済エネルギー観光相が14日明らかにした。\ トライコフ大臣は同日、日本の伊藤誠駐ブルガリア大使とともに […]

東芝がブルガリアのマリッツァ・イースト2火力発電所に発電設備2基を建設することを検討している。トライチョ・トライコフ経済エネルギー観光相が14日明らかにした。

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トライコフ大臣は同日、日本の伊藤誠駐ブルガリア大使とともにマリッツァ・イースト2火力発電所を訪問、東芝が改修工事を担当した同発電所8号機の稼動開始に立ち会った。同大臣によると、東芝が建設を検討している発電設備の合計出力は500メガワットで、投資額は3億5,000万ユーロに上る見通しだという。同社はこのほか、日本政府や東京電力などと連携し、東部のヤンボルに世界最大級の太陽光発電所を建設する計画を進めている。ブルガリアでは、米AESがマリッツァ・イースト1火力発電所(AES-ガラボヴォ)に13億ユーロを投じて発電設備2基を増設したほか、伊エネルはマリッツァ・イースト3火力発電所の改修工事に7億ユーロを投じている。

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