2011/5/25

CIS諸国

ノキア・シーメンス、アゼルの移動通信網を近代化

この記事の要約

世界2位の通信インフラ企業であるノキア・シーメンス・ネットワークス(NSN)はアゼルバイジャンの携帯電話サービス会社Azerfonの通信網近代化プロジェクトを受注した。受注額は6,500万ドル。年内に既存のGSM(第2世 […]

世界2位の通信インフラ企業であるノキア・シーメンス・ネットワークス(NSN)はアゼルバイジャンの携帯電話サービス会社Azerfonの通信網近代化プロジェクトを受注した。受注額は6,500万ドル。年内に既存のGSM(第2世代/2G)・3G通信網を近代化するほか、4Gの移動通信規格であるLTE(ロング・ターム・エボリューション)を導入する。GSM、3G、LTEの基地局は1,600カ所以上に拡大する見通しだ。現地の通信サイト『トレンド』が報じた。

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Azerfonは2007年に「Nar Mobile」ブランドで携帯電話サービスを開始。09年には国内で初めて3Gサービスを導入した。また、英携帯大手ボーダフォンと長期提携関係を結び、「Azerfon-Vodafone」のブランド名でブロードバンドサービスを始めた。現在の加入者数は約170万人。国内移動通信市場でシェア80%を握っている。

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