欧州復興開発銀行(EBRD)は23日、ポーランド石油化学最大手のPKNオルレンが実施する環境プロジェクトに2億5,000万ユーロを融資すると発表した。PKNオルレンは欧州連合(EU)が2016年に導入する環境基準を満たすため、同国中部プウォツクの生産拠点内にある熱電併給システムを近代化し、同施設のエネルギー効率を引き上げる計画だ。
\同社によると、ボイラーの交換や新設備の装備で、熱電併給システムの生産能力は発電で20%、熱生産で7%上昇するうえ、温暖化ガスの排出量は90%も削減できるという。
\EBRDは1991年からこれまでにポーランドに50億ユーロ以上を投資。280件以上のプロジェクトを支援した。
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