インドの自動車関連製品大手マザーサングループ傘下のSMRは6日、ハンガリーで第2工場の操業を開始した。現地MTI通信が報じた。
\SMRは1995年にハンガリーに進出した。北西部モションソルノクに構える工場が業務拡大に伴い手狭となったため、昨年6月に同じく北西部のモションマジャローヴァールにあるMoWin工業団地に第2工場を建設すると発表していた。70億フォリントを投じて建設された新工場は1万5,000平方メートルのスペースを持つ。雇用規模は250人で、当面は乗用車用バックミラーを生産能力の50%に相当する年間700万台分のペースで生産する。第2工場の建設に当たり、SMRはハンガリー政府から12億フォリントの補助を受けた。同社はまた、現在はジュールにある研究開発センターをモションマジャローヴァールに移管する方針も表明している。
\SMRは自動車メーカー向けリアービジョンシステム、テールライト、自動車用高級音響システムなどを手がける。
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