2011/9/21

ロシア

ロシア中銀、4カ月連続で金利据え置き

この記事の要約

ロシア中央銀行は月14日、主要政策金利であるリファイナンス金利を4カ月連続で8.25%に据え置くことを決定した。また、翌日物レポ金利は0.25ポイント引き下げて5.25%、翌日物預金金利は0.25ポイント引き上げて3.7 […]

ロシア中央銀行は月14日、主要政策金利であるリファイナンス金利を4カ月連続で8.25%に据え置くことを決定した。また、翌日物レポ金利は0.25ポイント引き下げて5.25%、翌日物預金金利は0.25ポイント引き上げて3.75%に設定した。

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中銀は今回の決定について、レポ・預金金利の差を縮小し、短期金融市場の変動性を抑える狙いがあると説明。借り入れコストは短期的なインフレ加速と景気減速のリスクバランスをとるために適切な水準にあるとした。

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ロシアのインフレ率は5月の前年同月比9.6%を頂点に減速しており、中銀は通年のインフレ率がソ連崩壊後最低の7%を下回ると予想する。政府も先ごろ、通年のインフレ率予想を6.5~7%とし、従来の6.5~7.5%から上限を引き下げた。

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