ハンガリー通信大手のマジャールテレコムは7日、第4世代(4G)移動通信サービスを年明けに開始すると発表した。同社は昨年5月、大規模な通信網近代化プロジェクトを開始。ハード技術面では米シスコやスウェーデンのエリクソンと提携しており、今年5月にはエリクソンがマジャールテレコムの既存2G/3G基地局を4Gの移動通信規格であるLTE(ロング・ターム・エボリューション)対応に転換する工事を開始している。
\マジャールテレコムによると、7日には80カ所のLTE基地局が試験用の通信網に接続した。年末までに同基地局数を3倍に拡大し、ブダペスト・エリアを完全にカバーする計画で、来年1月1日から、同エリアでLTEサービスを開始できる見通しだ。その他の地域では、顧客のニーズに応じて、4G通信網の拡張を進めていくとしている。
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