ブルガリアのリテックス・モーターズは、来年春から同国初となる電気自動車(EV)の生産をスタートする見通しとなった。トライコフ経済・エネルギー・観光相が11日、ソフィアで開催されたEVをテーマとする会議で明らかにした。
\リテックス・モーターズはブルガリア北西部ロベチに工場を構える。トライコフ大臣は、リテックスのEV生産プロジェクトを支援するため、ロベチ工場周辺の道路インフラの整備する方針を表明。また、EV普及に向けた施策として、購入の際の付加価値税や登録手数料の免除、優先駐車スペースの設置などの導入を検討していることを明らかにした。また、ソフィア、プロブジフ、ヴァルナでは充電スタンドを設置する計画が進んでいる。
\ロベチ工場では、中国の長城汽車との合弁生産も行われる。8,000万ユーロを投資して工場を建設し、長城ブランドのSUVやピックアップ、乗用車を年間5万台生産する計画だ。
\