2011/11/2

チェコ・スロバキア

シュコダ自、1-9月期に大幅増益

この記事の要約

独フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車は10月31日、2011年1-9月期の営業利益が前年同期比83.1%増の5億7,500万ユーロに達したと発表した。売上高は21.2%増の76億ユーロ、販売台数 […]

独フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車は10月31日、2011年1-9月期の営業利益が前年同期比83.1%増の5億7,500万ユーロに達したと発表した。売上高は21.2%増の76億ユーロ、販売台数は16.8%増の66万4,800台。いずれも1-9月期として過去最高となり、シュコダ自では通期の最高業績達成に自信を深めている。

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VWはブランド別の四半期利益を発表していないが、ダウジョーンズ通信によると、シュコダ自は98.7%増の4億7,100万ユーロを計上したもようだ。

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投資額は3億7,800万ユーロで前年同期の1億4,800万ユーロから大幅に拡大した。資金は新モデルプロジェクトおよびチェコ国内の生産能力拡大に投入した。

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シュコダ自は2018年までに年間販売台数を150万台に引き上げる目標を掲げ、モデル拡充戦略を進めている。毎年2モデルを発売する計画で、今月にはコンパクトカー「シティゴ」をチェコ市場に、コンパクトセダン「ラピッド」をインド市場に投入する。来年は、中核モデル「オクタビア」より小さいコンパクトリムジンを発売する予定だ。

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シュコダ自の従業員数は9月末時点で2万5,665人と、1年前に比べて約900人増加した。

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