2011/11/30

ルーマニア・ブルガリア・その他南東欧・トルコ

長城汽車、ブルガリア工場が稼働

この記事の要約

中国自動車大手の長城汽車は、ブルガリア北部のロベッチに建設したノックダウン組み立て工場を来年2月に本格稼働させる計画だ。同社のマーケティング統括責任者が、独日刊紙『フランクフルターアルゲマイネ』に明らかにした。\ 同責任 […]

中国自動車大手の長城汽車は、ブルガリア北部のロベッチに建設したノックダウン組み立て工場を来年2月に本格稼働させる計画だ。同社のマーケティング統括責任者が、独日刊紙『フランクフルターアルゲマイネ』に明らかにした。

\

同責任者によると、1年目は8,000台を生産する計画で、ルーマニアやトルコへも輸出する計画という。2015年には北欧のスウェーデンとノルウェーに進出し、その後、英国市場にも進出する方針を明らかにした。ドイツ市場については市場競争が厳しく、要求水準も高いことから欧州では最後に参入することになる、と説明。ただし、同国への進出も視野に入れており、「早ければ早いほど良い」とコメントした。

\

長城汽車は同工場を現地のリテックス・モーターズとの合弁事業として2009年5月に着工した。ノックダウン(KD)方式の組み立て工場で、生産能力は5万台。

\

メディア報道によると、同工場では11月中旬から小型車「騰翼(Voleex)C10」の試験生産を開始している。同工場では乗用車のほか、スポーツ多目的車(SUV)やピックアップも生産する計画という。

\
COMPANY |
CATEGORY |
KEYWORDS |