チェコ、中国、米国の企業からなる企業連合が、チェコで新しいタイプの航空機を生産する計画を進めている。チェコ投資庁（チェコインベスト）のクジージェック長官が12日、明らかにした。
\同長官によると、企業連合は最大で1,000機の航空機を生産する計画で、投資契約への調印は1月になる見通しだ。同長官は、資本の大部分は中国企業が提供する予定であることを明らかにしたうえで、「生産される航空機は世界のどこの空も飛んでいない全く新しいものだ」と述べた。この航空機製造プロジェクトに参加する企業の名前は公表されていない。Aero Vodochody、エアクラフト・インダストリーズ、Evektorなどのチェコの主要航空機メーカーは、いずれもプロジェクトへの参加を否定している。
\チェコの航空機産業は、外国メーカーとの提携で多くの実績を持っている。Aero Vodochodyはブラジルのエンブラルと多目的軍用輸送機 KC-390の開発・製造で協力しており、Letov letecka vyrobaは、エアバスのA320とA380向けにドアなどの部品を供給している。
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