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2011/12/21

ルーマニア・ブルガリア・その他南東欧・トルコ

ブカレストの地下鉄新設、日本企業がコンサルティングを受注

この記事の要約

ルーマニアの首都ブカレストの地下鉄運営事業者Metrorexは15日、新路線建設のコンサルティング業務について、日本・ルーマニア・フランス企業で構成する企業連合と契約を締結した。契約額は6,660万ユーロ。企業団には、日 […]

ルーマニアの首都ブカレストの地下鉄運営事業者Metrorexは15日、新路線建設のコンサルティング業務について、日本・ルーマニア・フランス企業で構成する企業連合と契約を締結した。契約額は6,660万ユーロ。企業団には、日本のパデコとオリエンタルコンサルタンツのほか、ルーマニアのMetroul、フランスのSeneca Group International とSystraが参加している。

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ブカレストで6本目の地下鉄となる新路線(M6)は、アンリ・コアンダ国際空港とブカレスト市内を結ぶもので、全長は14キロメートル。同区間を走る道路は交通量の増加で渋滞が深刻化しているため、新路線敷設による渋滞緩和が期待されている。

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Metrorexによると、新路線は2013年に着工し、17~18年に稼働する予定。総投資額は8億ユーロに上る見通しで、そのうち3億2,000万ユーロは、日本政府が国際協力機構(JICA)を通して融資する。残りの額はルーマニア政府と他の出資者が負担する予定だが、出資者は未定だ。

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